HONDA TN-J3K ヴィンテージエアジャケット

HONDAのウェブサイトでモニターを募集していたので夏物のライディングジャケットほしさに応募したら当たってしまった。しかしこういうことに限って仕事忙しいんだよなぁ〜。
しかし仕事返上で急遽モニターのための西海方面ツーリングを敢行するのであった。
以下はHONDAに提出したモニターレポートの内容。
(ボツになったら悲しいので、せっかく書いたしここに載せておく)
なんか褒めすぎかなぁ・・でもまあいい製品なんだよね。



?着用した用途

ツーリング2回、街乗り3回

?着用した時期

5月1日から6日

?天気・気温    (例/晴れか曇り (気温5度〜10度))

ツーリング時 曇り、気温16度(日中)8度(夜間)

?場所

【街乗り】
長崎市

【ツーリング】
長崎〜長崎市外海方面〜西海市西海橋大村湾沿いを南下し長崎市ほか

?車種

HONDA CB750 RC42

?走行距離

約200キロ

?この商品を使用しての良かった点や気付いた点など教えてください。

メーカー製のバイクウェアというと原色系の色使いでブランドロゴを大きく主張したものが多いというイメージがありますが、この製品は普段着として着用するアパレルとしても全く遜色が無いほどシックでかっこいいと思います。
そもそも、非常に機能的なバイクウェアでありながらぱっと見てあまりそういう風に見えないというところがポイントだと思います。このジャケットを着ていった先で「それかっこいいね」「どこに売ってた?」などバイクに乗らない人からも言われたほどです。
配色も派手ではないですから、年齢高めのライダーが着てもお洒落ですし、スクーターからビッグバイクまでどのバイクにもマッチすると思います。
機能面で驚いたのが、腕の部分のファスナーを空けるとメッシュになりジャケットの中に風を入れることができるという点と、着心地がやわらかく形も自然でありながらキチンと肩、腕、背中にはプロテクターが入っていることです。
特に腕部分のメッシュは私が持っているどの夏用のジャケットよりも涼しさが体感できました。またファスナーを閉めると布製ですが意外と風を通しませんので、春先なら昼間は空けて、冷え込む夜間は閉めて丁度いいくらいです。3個ついてるファスナーは片手で空けてもスムーズなので信号待ちのときにも素早く空気の流入量を変えることが出来ます。
胸のポケットも横から差し入れるタイプなのでグローブのまま使用でき、高速のチケットやカードの取り出しに便利です。
腰周りもマジックテープで簡単にフィットできますし、腕もボタンで太さを調節できるのでばたつきもありません。またマジックテープのフチがちょっとだけオレンジ色であったり、ボタンにHONDAロゴが入っておりと細かい部分もデザインへのこだわりが感じられます。
とにかくデザインも良く機能的なこのジャケットは良い意味でライディングジャケットの認識を変えられました。
せっかくなので希望と気づいた点も書きますと、腕のメッシュのおかげでジャケットの中に充分風がはいるのですが、抜けないのでスピードを出すとジャケットがやや膨らみます。HONDAのほかの夏用のジャケットのように背中に風抜けのファスナーがあるとさらに最適だとおもいます。
胸のポケットはせっかく手袋のまま出し入れできる大きさがあるので、ファスナーの取っ手がもっと大きいものか、リボン状のものなどグローブのままファスナーを開け閉めしやすい工夫があるといいと思います。(デザイン的にはファスナーに革の取っ手があるといいですね)
あと胸のファスナーですが、裏地が上まで無いのでハイネックのシャツなどでないと首をはさみそうになります。このジャケットは夏場ですと下にTシャツ1枚で着ることで快適+安全だと思いますので、そのためにもファスナーの裏地はファスナーに沿って上まであるといいですね。

?この商品、ホンダウエアーに対してのご意見をお聞かせください。

今回のモニターでも感じましたが、最近のHONDAのアパレル製品はデザイン的にも機能的にも挑戦的で、ほんとうにおもしろく感じます価格も廉価に抑えられてますし今後もバイク同様ライディングギアも愛用してゆきたいと思います。
あえて希望を書けば、ライディングギアにおけるデザインというのは乗るバイクと一体になった状態で完成するのだと思います。
従来からの製品の多くは原色の派手なものが多くジャケットや靴、グローブ単体でデザインを主張しすぎるために単色のスクーターやネイキッドバイクに乗る際に着用するとアンバランスな感じがします。
今回使用させていただいたヴィンテージジャケット(個人的には全然ヴィンテージでなく新しく最新の機能性をもち、なおかつカッコイイと思いますが・・)のようにオートバイに必要な安全性と機能性を確保しつつ全てのタイプのバイクにマッチし、どんな年齢の人が着てもカッコイイようなギアがどんどん開発されてゆくといいとおもいます。
オートバイのトップブランドであり、圧倒的な技術のアドバンテージをもって世界中のライダーに認知されているHONDAなのですから、ライダーにとってバイク同様必要不可欠なライディングギアも、業界を牽引してゆくような積極的な製品開発があってしかるべきだと個人的には思います。
今回はモニターさせていただきありがとうございました。