バイクのコーティング処理

ある人の縁でカーコーティングの専門店「BASE」の社長さんを訪ねたら、とっても気さくで楽しい方で、意気投合してしまった。
カーコーティングだから車の外装・・特に高級車(僕には縁遠いような車)をピカピカに磨いてコーティングして汚れが落ちやすく光沢が長持ちする処理を行うらしいのだけど、話してみると自動車の外装だけでなく内装の汚れやクリーニングをはじめ、傷などの補修や車両の整備、はたまた船舶や建築物(ガラス窓とか)のポリッシングなんかまで非常に広い範囲の業務をされているらしい。

コーティング処理をするような自動車なので当然持ち込まれるのは高級外車が多く作業に繊細な注意が払われるあたり、社員の方も神経質な方が多いんだろうなって思ってたら、軽自動車に乗って初めてお邪魔したにも関わらず、何者か分からない僕に作業中の方も朗らかに挨拶してくれて、ファーストインプレッションが大変良いのが好印象である。(乗ってきた車でセールスマンの対応が変わる高級車ディーラーって多いもんね・・)

さてここの社長さんは無類のバイクマニアで1972年に発表された名車Kawasaki 900 Four(通称Z1)の新車のようなあり得ないコンディションの車両も所有されていて、自動車のものとは別にバイクの専用ピットもちゃんとあるのだ。

そんな話をしているうちに「バイクのコーティングも出来ますよ」って言われるのでバイクのコーティングをしてくれるショップなんて僕の知る限り長崎のバイクショップでは皆無だし(っていうかそもそもそんなサービスって存在するんだろうか・・)、ものは試しにでお願いすることにした。(貧しい僕は、車のコーティングすら未経験なのに・・)

お願いしたのは最近修理も多くて放置気味のYAMAHA FZ-1 FAZERである。
持ち込む前に雨天走行があったもんだからシルバーのホイールはネズミ色になってるし、泥だらけ+スイングアームに髪の毛みたいな擦り傷ありという状況である。

・・・で、出来たら連絡をしてくれるとの事だったのだけど数日経った今日、丁度前を通ったので寄ってみたら誰のバイクかもわからんくらいピカピカになったFAZERが置いてあるではないか・・つーか、これは新車の時よりキレイだろうたぶん。カウルとか前に座って鏡の代わりにして化粧できるくらいピカピカ。スイングアーム根本の奥にあるリアサスのスプリングなんてどうやって磨いたのかわからんくらいピカピカ・・どこもここもピカピカ。やっぱし素人(=わし)が洗車+ワックスするのとは次元がちがいます。




あと擦り傷は消滅してるw

つーわけで、また乗って汚れる前にと記念写真を撮ってたら社長さんが現れて

「あ〜それまだ仕上げてないんだけど・・・」

まだ磨くんかい!!

と言いかけたが、プロ的にはまだ細部は不十分らしい・・・っていうかもう外で乗れないやコレ。

有限会社ベース
長崎県西彼杵郡長与町吉無田郷497-1
TEL:095-887-3134
http://www.p-base.co.jp/
※新しいホームページがもうすぐ出来るらしい・・。