2008長崎ランタンフェスティバル

会社設立やら新しい事業の準備やらでいそがしくてグッタリ疲れた2月7日の夜に、夕飯を食いつつ気分を変えようと、うちの事務所のそばでその日から始まった「長崎ランタンフェスティバル」に行ってみた。
僕の印象的には中国の旧正月に便乗した極めて商業性の高い田舎のイベントに感じるのだけど、そんな印象もあって今までちゃんと見物に行った事はなかったのだ。
事実上の主会場(だと思う)である湊公園にはたくさんのランタンなオブジェ(←?)が並べられ、それらを囲むように出店が出ている。

湊公園には自由にチャイナドレスを着て記念撮影ができるというコスプレマニアにはたまらないwwコーナーもあって、夜9時過ぎだというのにチャイナ服に帽子をかぶった人たちを横目に1個100円の肉まんを食べたらとてもうまかった。

それからもっとも人が少ないと聞いた「唐人町会場」へと向かった。
するとノスタルジックでとってもたまらない街並みで思わず感動してしまった。

小さい路地を入ると古いお風呂屋さんがあって、まるで「千と千尋の・・」に出てきそうな懐かしい街並み、加えてアジアっぽいんだけど無国籍な雰囲気(なんか伝えきれないね)。
さらにタイムスリップしたような感じもする。
そういう街の景色がランタンに照らされていて謎の空間化しているのである。
4つある古い中国の建物「土神堂」「天后堂」「観音堂」「福建会館」はライトアップされて、これまた非日常空間化してるし・・。

祭りの意義はともかく夜の長崎の街に灯された沢山のランタンは確かに美しく、ただでさえ異国情緒が豊かな長崎の道々が幻想的で不思議な空間になっているである。
この期間の観光客って多いらしいけど、僕は夜9時以降の人の少ない唐人屋敷会場が激しくお勧めなのだ。