Ultima Onlineの日常

日記の連続更新記録がなんと7日目。こうなりゃなんとしても更新しなければいけないが、今日は実に単調な日で、夕方「ひらひら」さんという人とラーメン食べに言った位しかネタがない。だからゲームの話でも書こうっと。
Ultima OnlineMMORPGと言われる種類のネットワークゲームである。
これは同時多人数参加型のインターネットゲームで、ある自分の作ったキャラクターとなって仮想世界の中で生活する。その世界の中には他のプレイヤーが操る沢山のプレイヤーが居て、名前も年齢も分からない相手と徒党を組んでどこかを旅したり、一人で狩をしたり、自分の家を建ててそこでお店をやったり・・現実さながらの生活を仮想世界の中で生きることが出来る。
この手のインターネットを使用したネットワークゲームは今となっては沢山あるのだけど、Ultima Onlineは、その先駆けとして8年前に誕生した。ベータテストが終わり正式運用になった直後に、まだ英語ベースで日本人も少ないUltima Onlineの世界にわけも分からず入った。苦手な英語と格闘しつつスキルと言われる技能のパラメーターを上げ、町の外に出るとPKと呼ばれるプレイヤーを殺す事を生業にしているプレイヤーに狩られ、なけなしの持ち物を奪われたり、たまたま出会った人と仲良くなって待ち合わせするようになったり、現実の世界のようだけど、やはりゲームの中のバーチャルリアリティである不思議な世界で遊ぶようになった。
仕事や生活が忙しくなると1年以上やめたり、また時々やったりでもう8年目になる。
何年も前に完全に日本語に対応して、サービス開始直後からすると土地面積が膨大になり、ゲーム内の生活もかなり優しくなったものの、長きに渡ってアップデートし続けているためにルールが複雑化して、この8年間ですっかり別の世界になってしまった。
他のインターネットゲームが流行るようになって昔からの友達もすっかり居なくなってしまったし、最近は1日の終わりに10分ほどこの世界に入ってちょっと野山を散歩したり、ゲーム内の家の荷物を整理したりと、もはやゲーム的な遊びではないのだけど、長年やっているだけに自分のもうひとつの生活圏のような気がして、ちょっとした非現実への逃避になっているというわけだ。
現実の仕事も家族も人間関係も無いフィールドへ夜の10分だけでも逃避できるってのはストレスで不健全な方向に精神が傾く人が多いのを思えばいいかもね。いや、それはそれで充分病んでるのかな・・。